おすすめのロボアドバイザー14選徹底比較!選び方も解説【2024年】

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「投資に興味があるけど、難しそうでチャレンジできない」、「何を買えばいいか分からない」……そんな悩みを抱える人には、ロボアド(ロボアドバイザー投資)による資産運用がおすすめ。ロボアドとは、AIに運用を一任する資産運用サービスです。

本記事では、ロボアドバイザー(ロボアド)の選び方おすすめのロボアドサービス14選、ロボアドバイザー(ロボアド)のメリットデメリットを徹底解説していきます。ロボアドバイザー(ロボアド)の利用を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。

この記事でわかること
  • おすすめロボアドバイザー(ロボアド)【14選を徹底比較!】
  • ロボアドバイザー(ロボアド)の選び方【初心者必見】
  • ロボアドバイザー(ロボアド)とは?運用一任型と助言型の違いは?
  • ロボアドバイザー(ロボアド)のメリット・デメリット
100円から資産運用可能
松井証券【ロボアド】
ロボアドは「投信工房」

目次

おすすめのロボアドバイザー(ロボアド)14選 | 比較表

スクロールできます
サービス名WealthNavi楽ラップTHEOON COMPASSROBO PROSUSTENらくらく投資SBIラップダイワファンドラップオンラインザ・ハイブリッドSMBCロボアドバイザー投信工房マネックス
アドバイザー
カライス
種類運用一任型運用一任型運用一任型運用一任型運用一任型運用一任型運用一任型運用一任型運用一任型運用一任型助言型助言型助言型助言型
手数料1.1%
(長期割で最大0.90%まで割引)
【固定報酬型】
最大0.715%
【成功報酬併用型】
最大0.605%(固定報酬)+運用益の5.5%(成功報酬)
最大1.1%年率0.9775%程度1.1%
(運用金額3,000万円以上は0.55%)
年率0.08~0.3%(税込)【AI投資コース】
0.660%
【匠の運用コース】
0.770%
1.1%【ネット完結コース】
0.94~0.99%程度
信託報酬のみ信託報酬のみサービス利用料
0.330%
信託報酬のみ
信託報酬ETF保有コスト
0.07%~0.13%程度
最大で年率0.2702%なし
(THEOで負担)
なし
(手数料に0.07%程度組み込み)
非公開最大で年率0.2112%(税込)管理費用
0.4915%程度
(含む信託報酬)
※ファンドによって異なります。
【AI投資コース】
0.294%
【匠の運用コース】
0.691%
概算0.11~0.34%なし1.007%最大0.16%
※モデルポートフォリオの信託報酬
0.166%程度
※最も標準的なポートフォリオの信託報酬
0.55%
最低
投資金額
1万円1万円【THEO】10万円
【THEO+】1万円
1,000円10万円1円100円1万円1万円【ネット完結コース】
1万円
1万円100円5万円1万円
最低
積立金額

月1万円

月1万円

月1万円

月1,000円

月1万円

月1万円

月100円

月1,000円

月1万円

月1万円

月1,000円

月100円

月1万円

月1万円
NISA対応×対応中対応中×××××
運用コース
(リスク許容度)
5段階9段階19段階8段階1段階9段階5段階2段階7段階7段階5段階5段階3段階5段階
リバランス頻度適宜基本四半期に1度毎月基本3か月に1度毎月毎日毎日毎月適宜毎月適宜年4回
(指定日)
適宜適宜
投資対象ETF
(株、債券、金、不動産)
国内外株式、債券、REITETF
(国内外株式、債券、不動産、金等)
国内外の株式、債券、REITETF
(米国/先進/新興国株、債券、不動産、金)
ETF、先物(株式、債券、通貨、コモディティ、VIX)投資信託国内外株式、債権、不動産、金国内外株式、債権、REIT国内外株式、債権、REITファンド(国内外株式、債券、REIT)国内外株式、債権、REIT、コモディティ株式(国内、先進国、新興国)、為替ヘッジ型債券(先進国国債、先進国社債)、REIT(国内、先進国)ファンド(国内外株式、債券、REIT)
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ロボアドバイザー(ロボアド) | 選び方

ここでは主に運用一任型のロボアドバイザー(ロボアド)の選び方について解説していきます。運用を任せるロボアドバイザー(ロボアド)を選ぶために主に以下の3点にまず注目してください。

一つずつ見ていきましょう。

手数料体系

運用一任型のロボアドバイザー(ロボアド)には手数料が発生します。手数料体系は主に二つに分類され、運用資産額に応じて、一定の割合が徴収される固定報酬型、運用益が発生した際に手数料がかかる成果報酬型です。

固定報酬型、成果報酬型いずれか、もしくは併用型なのか、各社によって手数料体系は異なります。また固定報酬型、成果報酬型どちらが費用を抑えられるのか一概に論じることはできません。

各自の投資スタイルによって自分に合う手数料体系となっているロボアドを選んでみてください。

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サービス名WealthNavi楽ラップTHEOON COMPASSROBO PROSUSTENらくらく投資SBIラップダイワファンドラップオンラインザ・ハイブリッドSMBCロボアドバイザー投信工房マネックス
アドバイザー
カライス
種類運用一任型運用一任型運用一任型運用一任型運用一任型運用一任型運用一任型運用一任型運用一任型運用一任型助言型助言型助言型助言型
手数料1.1%
(長期割で最大0.90%まで割引)
【固定報酬型】
最大0.715%
【成功報酬併用型】
最大0.605%(固定報酬)+運用益の5.5%(成功報酬)
最大1.1%年率0.9775%程度1.1%
(運用金額3,000万円以上は0.55%)
年率0.08~0.3%(税込)【AI投資コース】
0.660%
【匠の運用コース】
0.770%
1.1%【ネット完結コース】
0.94~0.99%程度
信託報酬のみ信託報酬のみサービス利用料
0.330%
信託報酬のみ
信託報酬ETF保有コスト
0.07%~0.13%程度
最大で年率0.2702%なし
(THEOで負担)
なし
(手数料に0.07%程度組み込み)
非公開最大で年率0.2112%(税込)管理費用
0.4915%程度
(含む信託報酬)
※ファンドによって異なります。
【AI投資コース】
0.294%
【匠の運用コース】
0.691%
概算0.11~0.34%なし1.007%最大0.16%
※モデルポートフォリオの信託報酬
0.166%程度
※最も標準的なポートフォリオの信託報酬
0.55%

運用コース

資産運用は資産額、年齢、目標資産額、リスク許容度などによって投資スタイルが大きく変わります。例えば比較的長期間にわたって運用できる方や保有資産がすでに多く余剰試算で運用する方などはリスクの許容度が高いといえます。一方、運用期間が短く、運用益を基に生活していくことを考えている方はリスク許容度が低いといえます。

そのため、各ロボアドバイザー(ロボアド)が提供する運用コースが自分のリスク許容度にあっているのかをきちんと見ておきましょう。

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サービス名WealthNavi楽ラップTHEOON COMPASSROBO PROSUSTENらくらく投資SBIラップダイワファンドラップオンラインザ・ハイブリッドSMBCロボアドバイザー投信工房マネックス
アドバイザー
カライス
運用コース
(リスク許容度)
5段階9段階19段階8段階1段階9段階5段階2段階7段階7段階5段階5段階3段階5段階

最低投資金額

最低投資金額もロボアドサービスを比較するにあたって重要なポイントです。特に初めて投資する方にとっては、少額投資は手軽に始められ、また損失金額が抑えられるなど様々な利点があります。よっていくらからロボアドサービスを使用できるのか、最低投資金額をチェックしてみてください。

一般的な会社は1万円から10万円が最低投資金額となっています。しかし、SUSTENであれば1円かららくらく投資・投信工房なら100円からロボアドサービスを使用できます。

また積立機能を利用する方は月100円から積立できるらくらく投資・投信工房月1,000円から積立できるON COMPASS、SBIラップ、SMBCロボアドバイザーがおすすめです。

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サービス名WealthNavi楽ラップTHEOON COMPASSROBO PROSUSTENらくらく投資SBIラップダイワファンドラップオンラインザ・ハイブリッドSMBCロボアドバイザー投信工房マネックス
アドバイザー
カライス
最低
投資金額
1万円1万円【THEO】10万円
【THEO+】1万円
1,000円10万円1円100円1万円1万円【ネット完結コース】
1万円
1万円100円5万円1万円
最低
積立金額

月1万円

月1万円

月1万円

月1,000円

月1万円

月1万円

月100円

月1,000円

月1万円

月1万円

月1,000円

月100円

月1万円

月1万円

リバランス設定

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サービス名WealthNavi楽ラップTHEOON COMPASSROBO PROSUSTENらくらく投資SBIラップダイワファンドラップオンラインザ・ハイブリッドSMBCロボアドバイザー投信工房マネックス
アドバイザー
カライス
リバランス頻度適宜基本四半期に1度毎月基本3か月に1度毎月毎日毎日毎月適宜毎月適宜年4回
(指定日)
適宜適宜

リバランス設定とは目標とした資産配分比率と実際のポートフォリオにずれが生じた場合に、ロボアドバイザー(ロボアド)がそのずれを自動で修正してくれる機能のことです。今回紹介しているロボアドバイザー(ロボアド)にはすべて自動リバランス設定が組み込まれています。

NISA対応

個人投資家のための税制優遇制度であるNISAで、ロボアドバイザー(ロボアド)を利用しようとしている方も多いのではないでしょうか。NISAは株式・投資信託等最大年間120万円(新NISAであれば最大360万円)分の枠内から得られた利益が非課税になる制度です。

ただ、NISAに対応しているロボアドバイザー(ロボアド)は限定的なため注意が必要です。

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サービス名WealthNavi楽ラップTHEOON COMPASSROBO PROSUSTENらくらく投資SBIラップダイワファンドラップオンラインザ・ハイブリッドSMBCロボアドバイザー投信工房マネックス
アドバイザー
カライス
NISA対応×対応中対応中×××××

おすすめのロボアドバイザー(ロボアド)14選

ここから、14種類のロボアドサービスを紹介します。NISA対応の可否や手数料についても解説しますので、ぜひ資産運用を始める際の参考にしてください。

WealthNavi | 預かり資産1兆円突破!利用者38万人以上

サービス名WealthNavi
種類運用一任型
手数料1.1%(長期割で最大0.90%まで割引)
信託報酬ETF保有コスト
0.07%~0.13%程度
最低投資金額1万円
最低積立金額月1万円
NISA対応
運用コース
(リスク許容度)
5段階
リバランス機能適宜
投資対象ETF(株、債券、金、不動産)

【WealthNaviのおすすめポイント】

  • NISAを自動で使える
  • 世界50ヶ国1万2,000銘柄に分散投資
  • ポートフォリオを自動でリバランス
  • 半年以上続けると手数料が割引

WealthNaviは、ウェルスナビ株式会社が運営するロボアドサービスです。2024年1月時点で預かり資産が1兆円を突破しており、38万人以上に利用されています。

WealthNaviの魅力は、全自動でNISAに対応してくれる点です。「おまかせNISA」では、入金するだけで、つみたて投資枠と成長投資枠を活用しながら自動で、金融商品の選定からリバランスまで行ってくれます。新NISAについて解説するセミナーやコラムを用意されているので、NISA口座での取引が初めての方でも安心ですね。

出典:WealthNavi公式ページより

WealthNaviは世界約50か国・約1万2,000銘柄に自動で分散投資してくれるので、リスクを抑えながら運用することができます。さらに資産のバランスが崩れないようにポートフォリオを適時自動でリバランスしてくれます。

またWealthNaviは手数料が年率1.1%と他社と比較して高いですが、半年以上続けると手数料が減額され、最大0.99%まで割り引かれます。

楽ラップ | 下落ショック軽減機能付帯

サービス名楽ラップ
種類運用一任型
手数料【固定報酬型】
最大0.715%
【成功報酬併用型】
最大0.605%(固定報酬)+運用益の5.5%(成功報酬)
信託報酬最大で年率0.2702%
最低投資金額1万円
最低積立金額月1万円
NISA対応×
運用コース
(リスク許容度)
9段階
リバランス機能基本四半期に1度
投資対象国内外株式、債券、REIT

【楽ラップのおすすめポイント】

  • 楽天証券の口座があれば別途専用口座の開設は不要
  • 特徴の異なる9つの運用コースがある
  • 下落ショック軽減機能(DRC機能)が利用できる

楽ラップは、楽天証券が提供するロボアドサービスです。たった2分で特徴の異なる9つのコースから、適正な運用コースを無料で提案してくれます。専用口座の開設も不要です。

楽ラップでは、「下落ショック軽減機能(DRC機能)」が利用できることが特徴のひとつです。DRC機能とは、株式市場の動きが大きくなったときに債券の比率を高めることで、全体の値動きのブレを抑える機能です。運用期間中の価格の変動を軽減することができます。

出典:楽天証券公式ページ

「長期運用を前提に安定的に運用していきたい」、「なるべく値動きの上下を抑えたい」という人は、DRC機能がついている運用コースを選ぶとよいでしょう。なお、運用手数料については、DRC機能の有無にかかわらず同じとなっています。

THEO | ESG銘柄を重視した投資コースも

サービス名THEO
種類運用一任型
手数料最大1.1%
信託報酬なし(THEOで負担)
最低投資金額【THEO】10万円
【THEO+】1万円
最低積立金額月1万円
NISA対応対応中
運用コース
(リスク許容度)
19段階
リバランス機能毎月
投資対象ETF(国内外株式、債券、不動産、金等)

【THEOのおすすめポイント】

  • 世界70ヶ国・2万銘柄以上に分散投資できる
  • 3つの「機能ポートフォリオ」を組み合わせて運用する
  • ESG銘柄を重視した投資コースもある

THEOは、株式会社お金のデザインが運営するロボアドサービスです。THEOのポートフォリオは30種類以上のETFから構成されており、世界70ヶ国・2万銘柄以上への分散投資が行えます。

ポートフォリオは5つの質問に答えるだけで診断できるため、「銘柄を自分で選ぶ自信がない」、「どの商品が良いか分からない」という人にも安心です。実際にTHEOを使っている方の60%は投資経験がほとんどない方です。

出典:THEO公式HP

THEOの特徴として、性能の異なる3つの機能ポートフォリオを組み合わせてポートフォリオを構築している点です。長期的に高いリターンを狙う「グロースポートフォリオ」、相対的に安定的かつ着実にリターンを狙う「インカムポートフォリオ」、株式との相関を避けてリスクの軽減を狙う「インフレヘッジポートフォリオ」の3つです。投資家の方各自の目的に合わせて、それぞれのポートフォリオの組み入れ率を変動させています。

また、「THEOグリーンモード」での運用を選択すると、ESG銘柄を重視した運用コースへと切り替えられます。資産運用を通じて社会貢献ができるのは、多くの投資家にとって嬉しいポイントといえるでしょう。通常モードとグリーンモードの切り替えも年10回まで可能です。

ON COMPASS | 1,000円からの少額投資が可能

サービス名ON COMPASS
種類運用一任型
手数料年率0.9775%程度
信託報酬なし(手数料に0.07%程度組み込み)
最低投資金額1,000円
最低積立金額月1,000円
NISA対応対応中
運用コース
(リスク許容度)
8段階
リバランス機能基本3か月に1度
投資対象国内外の株式、債券、REIT

【ON COMPASSのおすすめポイント】

  • 1,000円からの少額投資が可能
  • 提携金融機関の証券口座があればすぐに利用できる
  • 一部為替ヘッジ機能を取り入れている

ON COMPASSは、マネックスグループのマネックス・アセットマネジメント株式会社が運営するロボアドサービスです。

ON COMPASSは、少額投資が可能であることが大きな魅力です。月々1,000円の積立から始められ、積立額の増額やスポットの追加投資、一部もしくは全解約も無料で行えるので「まずはロボアドバイザー(ロボアド)を体験してみたい」という人でも気軽にチャレンジできます。

また、ON COMPASSは提携金融機関にて証券口座を開設していれば、別途口座開設を行う必要はありません。すでに保有している金融資産とまとめて管理できるため、手間がかからないのも嬉しいポイントです。なお、提携金融機関はマネックス証券、静岡銀行グループ、スターツ証券、伊予銀行です。

さらにON COMPASSは一部為替ヘッジ機能を取り入れていて、為替の影響を受けない運用も行っています。政策金利が変動しやすい昨今、為替の影響を受けにくいのは大きな利点です。

ROBO PRO | AIの将来予測に基づき運用

サービス名ROBO PRO
種類運用一任型
手数料1.1%(運用金額3,000万円以上は0.55%)
信託報酬非公開
最低投資金額10万円
最低積立金額月1万円
NISA対応×
運用コース
(リスク許容度)
1段階
リバランス機能毎月
投資対象ETF(米国/先進/新興国株、債券、不動産、金)

【ROBO PROのおすすめポイント】

  • 公開から2023年11月までに+64%の利益を出している
  • AIがコロナショックを事前に予測していた

ROBO PROは、株式会社FOLIOが運営するロボアドサービスです。AI予測によってリスク、経済の周期、金融市場の変動を事前に見極め、さまざまな市場状況に対応する能力を持っています。毎月、AIの予測に基づき、投資の割り当てを調整することで、投資成果を最大化することを目指しています。

出典:ROBO PRO公式HP

ROBO PROは2020年1月15日のサービス開始後、2023年11月までの4年間で+64.15%の運用成績をおさめています。ROBO PROのAIはコロナショックによる下落を事前に予想しており、適切な資産配分の変更ができたことも大きなポイントとなったようです。

もちろん今後の運用成績を保証しているわけではありませんが、コロナ禍での波乱のマーケットを乗り越えて運用益を出していることは、信頼できる点だといえるでしょう。

SUSTEN | 新NISAに完全対応!自動で振り分け

サービス名SUSTEN
種類運用一任型
手数料年率0.08~0.3%(税込)
信託報酬最大で年率0.2112%(税込)
最低投資金額1円
最低積立金額月1万円
NISA対応
運用コース
(リスク許容度)
9段階
リバランス機能毎日
投資対象ETF、先物(株式、債券、通貨、コモディティ、VIX)

SUSTENのおすすめポイント

  • すべてお任せで運用
  • 新NISAに完全対応
  • 最大年率0.1%のキャッシュバック実施中

SUSTENは運用をすべて任せるかことが可能な資産運用の自動化サービスです。資産配分や銘柄選定、買付・売却など投資に必要なことがすべて自動化されています。投資のことに詳しくなくても大丈夫です。

出典:SUSTEN公式HP

さらにSUSTENの強みとして新NISAに完全に対応していることです。SUSTENであれば、月々の積立でも、一括入金でも、入金された資金を自動で「つみたて投資枠」と「成長投資枠」に振り分けてくれます。

またNISA口座で一年以上出金がない場合は最大年率0.1%のキャッシュバックを受けることができます。実質的に年率0.2%以内でサービスの利用が可能になります。

らくらく投資 | 楽天ポイントが貯まる!使える!

サービス名らくらく投資
種類運用一任型
手数料
信託報酬管理費用
0.4915%程度
(含む信託報酬)
※ファンドによって異なります。
最低投資金額100円
最低積立金額月100円
NISA対応
運用コース
(リスク許容度)
5段階
リバランス機能毎日
投資対象投資信託

らくらく投資のおすすめポイント

  • 9つの簡単な質問に答えるだけで始められる
  • 楽天ならではのお得な投資が可能

らくらく投資は楽天証券が提供している運用一任型のロボアドバイザー(ロボアド)です。9つの質問に答えるだけで、投資家の方の性格やニーズに合った、リスク許容度の運用コースを提案してくれます。

それぞれの運用コースは世界の様々な国や地域の様々な資産に分散投資を行うファンドになっており、ひとつでバランスの取れた運用が可能です。さらに各資産への配分比率も自動で調整してくれます。

また、らくらく投資は楽天証券のサービスなので、楽天ポイントをお得に貯めることができます。例えば楽天カードから楽天キャッシュにチャージし、投資を行った場合、チャージ金額に対して一律で0.5%の還元を受けることができます。

SBIラップ | AIが運用するコースか、投資のプロが運用するコースか選択可能

サービス名SBIラップ
種類運用一任型
手数料AI投資コース
0.660%
匠の運用コース
0.770%
信託報酬AI投資コース
0.294%
匠の運用コース
0.691%
最低投資金額1万円
最低積立金額月1,000円
NISA対応×
運用コース
(リスク許容度)
2段階
リバランス機能毎月
投資対象国内外株式、債権、不動産、金

SBIラップのおすすめポイント

  • 「AI投資コース」と「匠の運用コース」の二つの運用コースから選択できる
  • 少額から手軽に投資を始めることができる
  • 投資金額に応じて様々なポイントを貯めることができる

SBIラップはSBI証券が提供するロボアドバイザー(ロボアド)で、非常に特色のある運用コースが特徴です。

具体的にはAI予測のもとに投資が行われる「AI投資コース投資のプロによる運用がなされる「匠の運用コースの二つがあります。二つの運用コースの一方を選ぶことも、双方組み合わせて利用することもできます。

またSBIラップは1万円から、積立なら毎月1,000円からの少額投資が可能です。

出典:SBI証券公式HP

さらにSBI証券のポイントプログラムも適用されるため、T-POINT、V POINT、Pontaポイント、d POINT、JALマイレージ、PayPayポイントのいずれかのポイントを貯めることができます。T-POINT、V POINT、Pontaポイントならさらにそのポイントを再投資することが可能です。

ダイワファンドラップオンライン | 電話に加え窓口での相談も可能!

サービス名ダイワファンドラップオンライン
種類運用一任型
手数料1.1%
信託報酬概算0.11~0.34%
最低投資金額1万円
最低積立金額月1万円
NISA対応×
運用コース
(リスク許容度)
7段階
リバランス機能適宜
投資対象国内外株式、債権、REIT

ダイワファンドラップオンラインのおすすめポイント

  • 16年間積み上げてきた運用実績
  • 資産運用の全自動化
  • 安心の窓口サービス

ダイワファンドラップオンラインは大和証券が提供する運用一任型のロボアドバイザー(ロボアド)です。大和証券は投資一任サービスの草分け的存在であり、16年間の運用実績があります。実際、大和証券のダイワファンドラップを契約後10年以上の人の99.9%が評価益です。

ダイワファンドラップオンラインは最先端のテクノロジーで資産運用の提案からメンテナンスまで全て自動化しています。そのため毎日が忙しい方や運用の知識に不安がある方でも資産運用を始めることができます。

出典:大和証券公式HP

さらにダイワファンドラップオンラインはサポートも非常に充実しており、電話での相談・質問はもちろんのこと、全国の大和証券のお店の窓口での相談も可能です。

ザ・ハイブリッド | 自動リバランスが充実!いつでも最適な資産配分へ

サービス名ザ・ハイブリッド
種類運用一任型
手数料ネット完結コース
0.94~0.99%程度
信託報酬なし
最低投資金額ネット完結コース
1万円
最低積立金額月1万円
NISA対応×
運用コース
(リスク許容度)
7段階
リバランス機能毎月
投資対象国内外株式、債権、REIT

ザ・ハイブリッドのおすすめポイント

  • フィデリティ証券の運用力とアルゴリズムを融合したハイブリッド型
  • 定期的なリバランス

ザ・ハイブリッドはフィデリティ証券が提供するお任せ運用のことで、アドバイス担当者付きのコースと、ネット完結コースの二つがあり、ネット完結コースは少額から始められるロボアドサービスです。

フィデリティ証券の運用力とアルゴリズムを融合したハイブリッド型のおまかせ運用です。市場環境の変化に合わせた毎月のリバランスや、長期的な世界経済の見通しなどを踏まえた年1回の資産配分のリバランスがあります。1万円から始められ、毎月積立も可能です。

SMBCロボアドバイザー | 分散投資でリスクを徹底的に抑える

サービス名SMBCロボアドバイザー
種類助言型
手数料信託報酬のみ
信託報酬1.007%
最低投資金額1万円
最低積立金額月1,000円
NISA対応
運用コース
(リスク許容度)
5段階
リバランス機能適宜
投資対象ファンド(国内外株式、債券、REIT)

SMBCロボアドバイザーのおすすめポイント

  • 分散投資で安定した運用を実現
  • 手数料体系が明確

SMBCロボアドバイザーは助言型のロボアドバイザー(ロボアド)であり、ライフプランや投資に関する考え方を診断し、結果に応じて5つコースから最適なファンドを紹介してくれます。

資産の種類、国や地域に偏りなくバランスよく分散投資してくれるため、安定した運用を実現しています。以下のような下落局面の際に、S&P500と比較して下落幅が抑えられていることがわかります。

出典:SMBC公式HP

また手数料体系も明確で、手数料は年率1.007%(税込)の信託報酬のみであり、売買時コストやスイッチングコストなどは発生しません。

投信工房 | 100円から気軽に運用を始められる

サービス名投信工房
種類助言型
手数料信託報酬のみ
信託報酬最大0.16%
※モデルポートフォリオの信託報酬
最低投資金額100円
最低積立金額月100円
NISA対応
運用コース
(リスク許容度)
5段階
リバランス機能年4回(指定日)
投資対象国内外株式、債権、REIT、コモディティ

投信工房のおすすめポイント

  • 100円から気軽に始められる
  • 年率0.16%(税込)と非常に低コスト
  • 自動リバランスやリバランス積立も可能

投信工房は松井証券のロボアドバイザーで、簡単な8つの質問に答えるだけで、国内外の商品の中から、最適な資産の組み合わせを提案してくれます。

100円から気軽に購入することができ、毎日毎週毎月と自分に合ったペースで積立できます。

またコストも非常に抑えられています。投信工房が提案するモデルポートフォリオのコストは最大年率0.16%(税込)の信託報酬のみです。

さらに目標とするポートフォリオを設定した後は、予め指定した日にリバランスを行う「自動リバランス」やリバランスしながら積立投資できる「リバランス積立」も可能です。

マネックスアドバイザー | 任せるだけでなく、自分でカスタマイズも可能!

サービス名マネックスアドバイザー
種類助言型
手数料サービス利用料
0.330%
信託報酬0.166%程度
※最も標準的なポートフォリオの信託報酬
最低投資金額5万円
最低積立金額月1万円
NISA対応×
運用コース
(リスク許容度)
3段階
リバランス機能適宜
投資対象株式(国内、先進国、新興国)、為替ヘッジ型債券(先進国国債、先進国社債)、REIT(国内、先進国)

マネックスアドバイザーのおすすめポイント

  • 世界への分散投資でリスクを抑えた安全性の高い運用を実現
  • 世界水準の低コスト
  • 任せるだけでなく、自由にカスタマイズも可能

マネックスアドバイザーはマネックス証券が提供するロボアドバイザー(ロボアド)で、利用開始時の5つの簡単な質問を通じて、投資家一人ひとりに最適な運用プランを提案してくれます。

運用プランはどれも世界への分散投資であり、世界中のあらゆる地域の経済成長を取り込むことと、運用のリスク低減を実現しています。

また、マネックスアドバイザーは世界基準の低コストを目指しており、手数料・信託報酬ともに日本のロボアドバイザー(ロボアド)と比較すると非常に低く抑えられています。

そしてマネックスアドバイザーの特徴として、提案された運用プランを各自の投資アイディアを基に自由にカスタマイズできる点です。一般的なロボアドバイザー(ロボアド)はあらかじめ用意された数個のコースの乗り換えを行うしか運用プランを見直す方法はありませんが、マネックスアドバイザーなら市場の動向に合わせてより機動的な運用が可能です。

カライス | 7つの簡単な質問に答えるだけ!投資初心者向けのロボアド

サービス名カライス
種類助言型
手数料信託報酬のみ
信託報酬0.55%
最低投資金額1万円
最低積立金額月1万円
NISA対応
運用コース
(リスク許容度)
5段階
リバランス機能適宜
投資対象ファンド(国内外株式、債券、REIT)

カライスのおすすめポイント

  • 運用環境に応じて自動でリバランス
  • 手数料が格安

カライスは東海東京証券株式会社が提供する投資初心者向けのロボアドバイザー(ロボアド)です。インターネット上で7つの簡単な質問に回答するだけで、リスク許容度を測定してくれ、利用者ごとの最適なポートフォリオと適切なバランス型ファンドを提示してくれます。

提示してくれるファンドは定められた資産の構成比率を保つように運用を行ってくれるリバランス機能付きです。

カライスは手数料も格安で、購入手数料が無料で、信託報酬も年率0.05%と非常に低い水準です。

ロボアドバイザー(ロボアド)とは?

ロボアドとは「ロボアドバイザー投資」の略で、運用会社に資産運用を任せるサービスです。利用者がいくつかの質問に答えると、運用会社がその人の運用意向に適したポートフォリオを組成してくれます。

その後の売買取引も運用会社が自動で判断しながら行ってくれるため、基本的に投資家は売買の判断を行う必要がありません。

日本では2016年に「WealthNavi」がロボアドサービスの提供を開始し、現在では大手ネット証券も提供するなど、個人投資家の間で認知度が高まってきています。

運用一任型と助言型の違い

ロボアドバイザー(ロボアド)には「運用一任型(自動運用型)」と「助言型(アドバイス型)」の2種類があり、「自動でリバランスを行ってくれるかどうか」という点が大きな違いです。

運用一任型はロボアドバイザー(ロボアド)の提案を了承すれば、手数料はかかりますが、運用をすべて任せることができるサービスです。相場の変動によっては自動でリバランスも行ってくれます。

一方助言型は投資家に対して最適な資産配分などをアドバイスしてくれるのみで、提案された資産配分を実現するために必要な買い付けは自分で実行する必要があります。助言型のロボアドバイザー(ロボアド)は手数料が無料であることが多いです。

特徴をまとめると以下のようなります。

スクロールできます
運用一任型(自動運用型)助言型(アドバイス型)
投資家に最適な資産配分を提案
自動で資産運用してくれる
自動でリバランスしてくれる
手数料が必要
投資家に最適な資産配分を提案
投資家自身で資産運用する必要がある
資産の調整も投資家で行う手数料がかからない
WealthNavi
楽ラップ
THEO
ON COMPASS
ROBO PRO
SUSTEN
らくらく投資
SBIラップ
ダイワファンドラップ
オンライン
ザ・ハイブリッド
など
投信工房
カライス
マネックスアドバイザー
SMBCロボアドバイザ
など

ロボアドバイザー(ロボアド)と投資信託の違いは?

ロボアドバイザー(ロボアド)と似ている商品に投資信託があります。投資信託は投資家から集めた金銭をまとめて、投資・運用する商品です。投資信託の投資対象は様々ですが、株や債券、不動産などが主です。投資信託では、日経平均株価やS&P500などの株価指数に連動する値動きをするインデックスファンドが人気です。

ロボアドバイザー(ロボアド)と投資信託を3つの観点から比較しましょう。1つ目は投資に関する手間です。投資信託は投資家自身が投資信託を選び、購入、運用しなければならない一方で、ロボアドバイザー(ロボアド)であれば自身の判断されたリスク許容度から運用コースが決定し、あとは入金設定するだけで、銘柄の選定や購入、運用まで行ってくれます。

2つ目はリスクです。投資信託は投資家がそれぞれの投資信託についてリスクを判定して選ぶ必要がある一方で、ロボアドバイザー(ロボアド)は簡単な質問に答えるだけでリスク許容度がわかり、それに応じて運用コースが選択されます。

最後にコストです。投資信託は最近無料になるネット証券会社もありますが、購入手数料で0-3%必要になるケースが多いです。ロボアドバイザー(ロボアド)は購入手数料が無料の場合が多いです。またロボアドバイザー(ロボアド)と投資信託双方とも信託手数料(+運用手数料)が発生します。投資信託はアクティブファンドかインデックスファンドでも変わりますが1%前後である場合が多いです。ロボアドバイザー(ロボアド)は信託手数料と運用手数料合わせて1%程度です。

よってロボアドは、投資に関する手間が省け、またどれだけリスクをとるかもある程度決めることができるという点で、投資信託より優れている部分があるといえます。

ロボアドバイザー(ロボアド) | メリット

AIが自動で売買を行うロボアドバイザー(ロボアド)(運用一任型)には、次の3つのメリットがあります。

それぞれ詳しく解説していきます。

投資に手間がかからない

ロボアドバイザー(ロボアド)は、利用申込時にいくつかの質問に答えることでAIが自動でポートフォリオを組成してくれます。その後のポートフォリオのリバランスも自動で行ってくれるため、利用者は投資に手間がかかりません。

株式や投資信託で資産運用を始めるとき、「商品の選び方が分からない」、「売買のタイミングが分からない」と感じる人も多いでしょう。「常に相場を気にするのが億劫だ」という人もいるかもしれません。

その点、ロボアドバイザー(ロボアド)では保有資産の売買やリバランスなどを自動で行ってくれます。投資に関する詳しい専門知識も不要であるため、初めて資産運用にチャレンジする人でも安心して利用できます。

感情に左右されない

売買の判断が感情に左右されないことも、ロボアドバイザー(ロボアド)の大きなメリットです。

資産運用を続けていると、必ずどこかで相場の下落を経験します。最近では、コロナショックによる相場下落が記憶に新しいでしょう。

資産運用に慣れていない場合、思わぬ下落が起きると、「もう売ってしまった方がよいのでは」と慌てて資産を売却してしまうことがあります。これは「狼狽売り」といって、初心者が陥りがちな失敗例です。

しかし、ロボアドバイザー(ロボアド)では売買をすべて運用会社に任せられることから、感情的に取引を行う心配がありません。運用会社は過去のマーケットの経験則を踏まえて相場を判断するため、急な変動が起きたときでも冷静に取引をしてくれる安心感があります。

分散投資ができる

ロボアドバイザー(ロボアド)では、低コストで運用できるETFを組み入れることが一般的です。ETFとは、証券取引所に上場する投資信託で、株式と同じようにリアルタイムで売買できることが特徴です。

たとえば、代表的なETFに「日経平均株価」に連動するものがありますが、これは日経平均株価に採用されている225銘柄に分散投資をしています。つまり、このETFを購入するだけで、225社に分散投資するのと同じ効果が得られるということです。

もし、通常の株式投資で225社に分散投資をするとなると、多額の投資資金が必要となります。しかしETFは投資家から資金を集めて運用を行うため、少ない金額でも分散投資が実現できます。

「リスクを抑えて運用したい」、「なるべく多くの資産に分散投資したい」という人は、ロボアドバイザー(ロボアド)による分散投資が向いているといえるでしょう。

ロボアドバイザー(ロボアド) | デメリット

さまざまなメリットが挙げられるロボアドバイザー(ロボアド)ですが、次のようなデメリットにも注意が必要です。特に運用一任型ロボアドのデメリットは以下のようなものがあります。

それぞれ詳しく解説していきます。

出金に時間がかかる

ロボアドバイザー(ロボアド)では、出金手続きをしてから口座に資金が振り込まれるまで数日間かかります。これは、保有資産であるETFの売却から現金化までに数営業日の時間を要するためです。

ここでは、ロボアドバイザー(ロボアド)の主要サービスにおける出金日数を確認してみましょう。

ロボアドバイザー(ロボアド)出金にかかる日数
WealthNavi原則3営業日
楽ラップ原則10営業日以内
THEO原則3営業日
ON COMPASS5営業日後※毎月2回の解約運用日の2営業日前までに解約手続きを行う必要あり
ROBO PRO現地約定日の翌営業日から2営業日後
SUSTEN最短3営業日後
SBIラップ原則6営業日後
ダイワファンドラップオンライン5~8営業日程度

中には、現金として出金するまでに10営業日かかるサービスもあります。出金を行う際は、余裕を持って手続きを行っておくとよいでしょう。

NISAを利用できない場合がある

スクロールできます
サービス名WealthNavi楽ラップTHEOON COMPASSROBO PROSUSTENらくらく投資SBIラップダイワファンドラップオンラインザ・ハイブリッドSMBCロボアドバイザー投信工房マネックス
アドバイザー
カライス
NISA対応×対応中対応中×××××

ロボアドバイザー(ロボアド)のデメリットとして、「NISAが利用できない場合がある」ということが挙げられます。

ロボアドバイザー(ロボアド)の利用を検討している人の中には、「NISAを活用したい」と考えている人も多いかもしれません。NISA口座では、通常運用益に対してかかる20.315%の税金が非課税となるため、ぜひ積極的に利用したい制度です。

NISAに対応しているロボアドバイザー(ロボアド)は、WealthNavi、SUSTEN、らくらく投資、SMBCロボアドバイザー、投信工房、カライスと限られています。またTHEO、ON COMPASSに関しては新NISAに向けて対応中ということです。

そのためNISA口座でのロボアド運用を行いたい方は、NISAに対応している以上のロボアドバイザー(ロボアド)の中から選んでみてください。

短期運用には向かない

ロボアドバイザー(ロボアド)は、基本的に長期投資を前提としてポートフォリオを組むため、短期的な運用には適していません。そのため、「短期でハイリスクハイリターンを狙いたい」という人には向かないでしょう。

ロボアドバイザー(ロボアド)は複数のETFを組み合わせながら長期的に資産形成を行うことから、「じっくり時間をかけて資産を成長させたい」という人におすすめです。

ロボアドバイザー(ロボアド)をおすすめしない人とは

ではロボアドバイザー(ロボアド)をおすすめしない人の特徴について解説していきます。

短期運用を考えている方

まず短期運用を考えている方はロボアドバイザー(ロボアド)はおすすめできません。なぜなら、ロボアドバイザー(ロボアド)の運用コースはどれも長期運用を前提にポートフォリオを組んでいます。またロボアドバイザー(ロボアド)は分散投資積立投資でリスクを抑えながらリターンを見込むローリスク・ローリターンの資産運用を行っています。よってリスクを取りながらハイリターンを目指す短期運用にはロボアドバイザー(ロボアド)は向いていないといえます。

すでに投資の知識や経験が十分にある方

すでに投資の知識や経験が十分にある方もロボアドバイザー(ロボアド)はおすすめできません。ロボアドバイザー(ロボアド)に頼らずとも、自分で投資商品を選んで資産運用を行うことができます。余分に手数料を支払う必要もありません。

これから投資の知識を身につけたい方

これから投資に関する知識を身につけたい、増やしたいと考えている方もロボアドバイザー(ロボアド)はおすすめできません。ロボアドバイザー(ロボアド)は金額を設定し振り込むのみで、銘柄の選定や運用、売却まですべてお任せすることができます。時間や手間がかからず、非常に便利に資産運用を行うことができます。その一方で、投資知識や運用の経験を積むことができないため、将来自力で投資を行うことを考えている方には向かないでしょう。

ロボアドバイザー(ロボアド)の始め方

ここではロボアドバイザー(ロボアド)の始め方を詳細に解説していきます。以下では人気ロボアドサービスの「Wealth Navi」の始め方を紹介します。

STEP
運用プランを無料で診断(最短1分)

以下の6つの簡単な質問に答えるだけで、5つの運用コースから最適なコースを提案してくれます。

  • 現在、何歳ですか?
  • 年収はおおよそいくらですか?
  • 金融資産はおおよそいくらですか?
  • 毎月の積立額は?
  • 資産運用の目的は?
  • 株価が1ヶ月で20%下落したら?

質問に答えなくても口座開設することは可能です。

STEP
メールアドレスの登録

まず、メールアドレスの登録を行ってください。そうするとそのメールアドレス宛に認証コードが送付されますので、認証コードと任意のパスワードからユーザー登録を開始できます。

STEP
お客様情報の登録

認証コードとパスワードの入力が終わると、お客様情報の登録に移ります。電話番号や年齢、振込先機関などの各種情報の入力が必要です。

STEP
本人確認書類の提出

本人確認書類は、「運転免許証+個人番号通知カード」もしくは「マイナンバーカード」のいずれかを選びます。

運転免許証がなければ、パスポートの使用も可能です。

STEP
規約等の同意

電子交付サービス約款、取引約款などを確認してください。

またこちらで、開設する口座の種類を選択できます。特定口座やNISA口座を利用する方は忘れずにチェックしてください。

簡易書留の配達希望日を入力し、簡易書留を受領すると、いよいよWealthNaviに入金できるようになります。

STEP
WealthNaviにログイン

口座開設の審査後、WealthNaviにログインできるようになります。

ログイン後、リスク許容度診断を行います。診断内容は事前診断と同内容です。

STEP
入金

入金方法には、「クイック入金」「振込入金」「自動積立」の3つがあります。

「クイック入金」とは、インターネットバンキングを通じて、24時間365日、リアルタイムでWealthNaviの口座へ入金できるサービスです。以下の金融機関でのインターネットバンキングの契約が必要となります。

  • 三井住友銀行
  • みずほ銀行
  • 三菱UFJ銀行
  • 住信SBIネット銀行
  • ソニー銀行
  • イオン銀行
  • auじぶん銀行

原則として、平日の20時間ごろまでに入金するとその日の深夜にETFが購入され、翌朝からポートフォリオを確認することができます。

ロボアドバイザー(ロボアド) | よくある質問(Q&A)

ロボアドバイザー(ロボアド)はどのような人が向いていますか?

ロボアドバイザー(ロボアド)、特に運用一任型のロボアドは投資に必要な一連の流れがすべて自動化されているので、投資に関する知識が特段必要なく、また手間もかかりません。そのためロボアドバイザー(ロボアド)に向いている人として、投資に関する知識に自信がない方投資に避ける時間のない方が挙げられます。

ロボアドバイザー(ロボアド)のメリットを教えてください。

ロボアドバイザー(ロボアド)のメリットとして主に以下のようなものが挙げられます。

  • 投資に手間がかからない
  • 感情に左右されない
  • 分散投資ができる

ロボアドバイザー(ロボアド)は投資家のリスク許容度や目的などに応じて、運用コースを提案し、運用を代替してくれます。そのため投資に手間がかからず、また個人の投資家の感情に左右されることもありません。さらにロボアドバイザー(ロボアド)はリスクを分散させるために、世界の様々な地域の様々な資産に投資してくれます。

ロボアドバイザー(ロボアド)のリスク・デメリットを教えてください。

ロボアドバイザー(ロボアド)のリスク・デメリットとして主に以下のようなものが挙げられます。

  • 出金に時間がかかる
  • NISAを利用できない場合がある
  • 短期運用には向かない

ロボアドバイザー(ロボアド)は会社によってまちまちですが、基本2営業日~と出金に時間がかかる傾向があります。また会社によってはNISA口座を利用できないロボアドバイザー(ロボアド)もあります。さらにロボアドバイザー(ロボアド)の運用コースは長期的な運用を見据え、設計されているために短期的な運用には向きません。

ロボアドバイザー(ロボアド)の運用一任型と助言型の違いを教えてください。

運用一任型は運用をすべて任せることができるサービスです。相場の変動によっては自動でリバランスも行ってくれます。一方助言型は投資家に対して最適な資産配分などをアドバイスしてくれるのみで、提案された資産配分を実現するために必要な買い付けは自分で実行する必要があります。

ロボアドバイザー(ロボアド) | まとめ

ロボアドバイザー(ロボアド)は「投資に手間がかからない」、「感情に左右されない」など多くのメリットがあります。運用一任型であれば資産のリバランスも全て任せられるため、「何を買えばいいか分からない」、「投資に詳しくないので不安」という人でも安心して利用できます。

ここ数年でロボアドバイザー(ロボアド)のサービスも増えてきましたが、運用会社によってNISA対応の可否や手数料などさまざまです。ロボアドバイザー(ロボアド)で資産運用をスタートするときは、本記事で紹介したサービスを参考に、自分の投資意向に合うものを探してみてくださいね。

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<本書面の取扱に関する留意事項>
・本書面は、あくまで情報提供を目的としたものであり、投資その他の行為および行動を勧誘するものではありません。
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記事執筆者

ALLマネー! 編集部

監修者 
若本 康夫
海外大学院でMBA(経営学修士)取得後、大手証券会社にて勤務。
退職後ファイナンシャルプランナーとして独立し、現在は資産形成を中心とする記事執筆にも携わっています。
証券会社勤務の経験を活かし、暗号資産やNFTなど新しい領域も含め幅広くカバーしています。
■保有資格:証券アナリスト、IFA(資産アドバイザー)、FP(ファイナンシャルプランナー)

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