NIDT(Nippon Idol Token)とは、新しいアイドルプロジェクトの資金調達を目的に発行された暗号資産銘柄のことです。2023年3月にIEOが行われ、現在はグループ発足に係るオーディションを実施しています。
本記事では、NIDTの概要から今後の見通し、購入できる取引所、買い方について解説していきます。
新しい暗号資産やメタバース、新しいアイドルの「推し活」の形に興味のある方はぜひ本記事をチェックしてみてください!
- NIDTとは2023年3月にIEOが行われた、新しいアイドルグループを生み出すプロジェクトを支える暗号資産
- NIDTを購入するとグループ運営の意思決定やグッズの購入ができる
- 9月現在ファイナルステージ2nd が進行中、第4Qに活動開始予定
- 購入できる暗号資産取引所は「DMM Bitcoin」と「coinbook」の2社
「NIDT(ニッポン・アイドル・トークン)」とは?
通貨名 | Nippon Idol Token |
ティッカーシンボル | NIDT |
発行者 | 株式会社オーバース |
トークン規格 | ERC20(イーサリアムチェーン) |
総発行枚数 | 10億枚 |
IEO販売枚数 | 3億枚(30%) |
IEOの販売価格 | 5円/NIDT |
取り扱いのある取引所 | DMM Bitcoin、coinbook |
公式サイト | https://www.nidt.network/ |
ホワイトペーパー | https://overse.co.jp/renew22/wp-content/uploads/2023/03/NIDT_Whitepaper_20230313-3.pdf |
2023年9月19 日現在
- 新たなアイドルプロジェクトを支えるための仮想通貨
- 総合プロデューサーは秋元康氏
- IEOを実施
NIDT(Nippon Idol Token)とは、株式会社オーバースが発行する暗号資産です。2023年3月にIEOが行われ、資金調達が行われました。
発行元のオーバースはブロックチェーンとメタバースを利用してアイドル活動領域の拡大をミッションにしている企業です。
またNIDTは暗号資産の中でも技術としてはイーサリアムを基盤にしたユーティリティトークンに分類されます。
新たなアイドルグループの発足とその活動の資金調達の手段として発行され、ファンはNIDTの購入を通じてアイドルを支援することができます。
さらにグッズやライブチケットの購入を通じて、貢献度が評価されて権利を獲得できるなど、新たな推し活のエコシステムが構築される予定です。
発行者のオーバースが公開しているロードマップは下記の通りです。
NIDTは既に2023年3月にIEOが完了しており、今後はアイドルグループのお披露目やメタバース空間での活動展開が予定されています。

新たなアイドルプロジェクトを支えるための仮想通貨
NIDTは、「ブロックチェーン技術とメタバースを利用したアイドル活動領域の拡大」を大きな目的としています。
日本の独自文化ともいえるアイドル文化は、日本のカルチャーに欠かせない要素のひとつです。しかし、2020年以降のコロナ禍では多くのアイドルグループが活動の制限を余儀なくされ、アイドルとファンの関わり方も大きく変化しました。
NIDTはこのような世相の変化を踏まえ、従来のアイドルグループにはない新たな活動領域の展開を目指しています。
総合プロデューサーは秋元康氏
NIDTの総合プロデューサーには、アイドル業界で多くの実績を持つ秋元康氏が就任しています。秋元氏は、NIDTにおけるアイドル活動の方針の構想や基本コンセプトの構築などを手掛ける予定です。
日本国内には多くのアイドルグループが活動していますが、その中でもトップクラスのプロデューサーが携わっている点は今後の大きな期待につながります。
IEOを実施
NIDTは2023年3月にIEOが行われました。ここではIEOとは何かから、NIDTにおけるIEOの概要についてお話します。
IEO(Initial Exchange Offering)とは仮想通貨の発行主体(今回であれば株式会社オーバース)が仮想通貨取引所を介して先行販売するという販売方法のことです。
またIEOに参加するメリットとしては以下の3つがあります。
①取引所の審査を受けており、信頼度が高い
②大きく利益を上げられる可能性がある
③参加しやすい
NIDTは総発行枚数の約30%である3億枚がIEOによって販売され、販売時は5円の価格がつけられました。オーバースが公開している初回IEOの結果は下記の通りです。
販売総量 | 【内訳】 DMM Bitcoin:1億3,070万9,000枚 coinbook:6,966万枚 | 2億36万9,000枚
販売残数 | 9,963万1,000 枚 |
なお、IEOによって調達された資金は、新たな女性アイドルグループの結成に充てられ、2023年8月現在ではメンバー選出のための最終オーディションが開催されています。
NIDT(ニッポン・アイドル・トークン)はなぜ注目されているのか?
NIDTが注目されている理由は主に以下の3つです。
- アイドルを直接支援することができる
- 様々なユーティリティがある
- ロックアップされている
アイドルを直接支援することができる
NIDTの一番の特徴としてアイドルを直接支援できることが挙げられます。これまでのアイドル活動においては、資金調達を行う際に芸能事務所や広告代理店などに頼る必要がありました。
これにより出資者の営業方針や収益状況などによる意向が最優先となってしまい、ファンの意向を反映するにあたって課題となっていました。
NIDTの場合、アイドルがファンから直接資金調達できる仕組みとなっているため、資金提供者の影響を受けなくなるとともに、よりファンの意向に寄り添ったアイドル活動が行えるようになりました。
卒業時にはメンバーの活動実績に応じてNIDTが付与することが計画されているため、メンバーが卒業した後の経済的不安を解消するサポートまで担うことができます。
様々なユーティリティがある
NIDTはユーティリティトークンと呼ばれるトークンに分類されます。ユーティリティとは、保有者にだけ与えられる権利やサービスのことです。
NIDTには様々なユーティリティが設けられているため、購入者にとってメリットが大きい暗号資産と言えるでしょう。
以下がNIDTの主なユーティリティーとなります。
- アイドル活動の運営における意思決定(投票権)
- アバターやNFT等のデジタルグッズの購入
- 物販等の購入
- コンサートやイベント等のチケットの購入
- コンサートやイベント等におけるメンバーへの投げ銭
ロックアップされている
NIDTでは一部でロックアップが行われています。仮想通貨におけるロックアップとは、市場へ大量に保有している通貨を放出する前段階として一定期間の間は凍結することをいいます。NIDTの初期分布は以下のようになっています。
・IEOによる利用者保有分 30%
・開発チームやプロジェクトメンバーへの報酬分 30%
・チーム自己保有分 21%
・エコシステム報酬及びマーケティング分 19%
上記の初期分布のうち開発チームなどへの報酬分やチーム自己保有分を除き、IEO以降に段階的なロックアップ解除を行っていくそうです。

NIDT(ニッポン・アイドル・トークン)はこれから価格が上昇するの?
これからNIDTを購入するなら、購入したトークンが今後値上がりするのかどうかは気になるでしょう。
しかしながら通常の暗号資産と同じく、IEOで販売されたNIDTに関しても値段を予測することは難しいです。
ここからは国内でこれまでIEOが実施された銘柄をご紹介します。
NIDTの今後を予測することは難しいですが、IEOが行われた銘柄がどのような価格変動をたどるのかを確認することでNIDTの売買予測の参考にしてみてください。
過去に実施されたIEO事例
Palette Token

Palette Tokenはブロックチェーンネットワークである「Palette」上で使われる仮想通貨であり、2021年7月にコインチェックでIEOが実施されました。
トークン名/シンボル | Palette Token/PLT |
発行元 | 株式会社Hashpalette |
IEOを実施した取引所 | CoinCheck |
販売方式 | ランダム抽選 |
販売価格 | 4.05円/PLT |
申込単位 | 1,000PLT/1口 |
申込上限口数 | 2400口 |
申込期間 | 2021年7月1日~7月15日 |
抽選日 | 2021年7月20日 |
上場日 | 2021年7月29日 |
IEO価格は4.05円から始まって、翌月には20倍以上の98円まで値上がりしました。
その後は下落傾向が続きましたが、それでもIEOで販売された価格の5倍以上の水準で推移しています。
FCRコイン

FCRコインはFC琉球を応援するために作られたトークンで、2022年4月~5月にGMOコインがIEOを実施しました。
トークン名/シンボル | FC Ryukyu Coin /FCR |
発行元 | 琉球フットボールクラブ株式会社 |
IEOを実施した取引所 | GMOコイン |
販売枚数 | 4億5,000万枚 |
販売方式 | 抽選 |
販売価格 | 2.2円/FCR |
申込単位 | 2,500FCR/1口 |
申込上限口数 | 9,000口 |
申込期間 | 2022年4月27日~5月18日 |
抽選日 | 2022年5月18日 |
上場日 | 2022年5月18日(水) 16時30分~17時00分頃 |
FCRコインは2.2円で上場したあと、一時的に値上がりしたものの、それ以降は0.6円近くまで価格が下落しています。
この事例の問題点としてはGMOコインが事前告知なしで取引制限を設けていたことがあります。
今回の事例では事前告知がなかったため回避のしようがなかったのですが、今後IEOに際してこのような制限が設けられる可能性もあるため、参考にしておくといいでしょう。
フィナンシェトークン

フィナンシェトークンとは、ブロックチェーン技術を活用したクラウドファンディングサービスである「FiNANCiE」のプラットフォームの基盤となるトークンで、2023年の2月~3月の間にCoincheckがIEOを実施しました。
トークン名/シンボル | フィナンシェトークン |
発行元 | 株式会社フィナンシェ |
IEOを実施した取引所 | Coincheck |
販売枚数 | 26億枚 |
販売方式 | 抽選 |
販売価格 | 0.41円/FNCT |
申込単位 | 1万FNCT/1口 |
申込上限口数 | 2,000口 |
申込期間 | 2023年2月21日正午~3月7日正午 |
抽選日 | 2023年3月7日 |
上場日 | 2023年3月16日 |
フィナンシェトークンは上場直後には約3円台まで価格が上昇しましたが、その後は下落傾向にあり2023年現在では約0.4円前後で推移しています。
NIDT(ニッポン・アイドル・トークン)の今後の見通しは?
NIDTの今後の価格動向を考えるためには、次の5点を押さえておく必要があります。
- 今後お披露目イベント等が予定されている
- ユーティリティによる需要増加
- メタバースでの交流展開を予定している
- 「推し活サイクル」の構築
- 事業の進捗によっては再度IEOも?
それぞれくわしく確認していきましょう。
今後お披露目イベント等が予定されている
現在NIDTを活用したアイドルプロジェクト「IDOL 3.0 PROJECT」が行われており、9月現在では投票を勝ち抜いてきた候補者による Final Stage:2ndが進行中です。
今後のスケジュールは以下の通りとなっています。
9月9日『IDOL3.0 PROJECT Final Stage:2nd 審査イベント』開催
9 月~10 月頃 Final Stage メンバー候補生最終決定投票
10 月頃 『IDOL3.0 PROJECT』メンバー候補生決定
10 月~12 月頃 レジェンダリーNFT・スペシャル NFT 付与開始
12 月~1 月頃 VIP イベント開催
今後のオーディションが進むにつれて、各メディアで取り上げられインプレッションが高まることによりNIDTへの注目度も上がってくると考えられるため、価格動向を捉える上でプロジェクトの動向は追っておくべきといえるでしょう。
ユーティリティによる需要増加
NIDTの主なユーティリティには、次のようなものが挙げられます。
- アイドル活動の運営における意思決定(投票権)
- アバターやNFT等のデジタルグッズの購入
- 物販等の購入
- コンサートやイベント等のチケットの購入
- コンサートやイベント等におけるメンバーへの投げ銭
特に、投票権によって直接運営に参加できることは大きな魅力です。今後、アイドルグループが本格的に活動を始めていく中で、「運営に携わりたい」、「デジタルグッズを購入したい」というファンが増えれば、通貨の需要増加に伴い価格が上昇することも考えられます。
メタバースでの交流展開を予定している
NIDTによるアイドルグループでは、従来のアイドルグループのようなコンサートや接触型イベントだけでなく、新たな活動領域としてメタバース空間での展開を予定しています。
現在、メタバースで予定されているプロジェクトは下記の通りです。
- 従来のアイドル活動を踏襲した空間の設置(コンサート会場、グッズ販売所、イベント会場など)
- 女性アイドルグループとの交流スペースの創造
- デジタルツインの実現
- アイドルグループに関する情報発信
- 世界中のファンの獲得や支持を前提とした多言語展開
- 世界中のファン同士が交流できるコミュニティ空間の運営
メタバース空間でのイベント参加やアイドルとの交流は、これまでのアイドルグループにない新しいサービスですので、今後アイドル業界をけん引していくようなプロジェクトに成長する期待もあります。
「推し活サイクル」の構築
NIDTでは推し活のアップデートとして、「推し活サイクル」の構築を目指しています。

NIDTでの推し活では、「推しレベル」に応じてグッズの獲得権やライブへの参加権などさまざまな権利が与えられます。
推しレベルが上がるほど与えられる権利もグレードアップするため、ファンによってNIDTの経済圏の中で「推し活サイクル」が構築される仕組みです。
今後、NIDTに参加するアイドルグループが増えれば、さらに推し活サイクルが活性化することも想定されます。
事業の進捗によっては再度IEOも?
前述の通り、2023年3月に実施されたIEOでは3億枚が販売対象となりましたが、その内の約9,960万枚は販売残数として発行者のオーバースが保有しています。
オーバースの保有分は「IEO以外の方法によって市場で売却されることはない」とされているため、いずれかのタイミングで再度IEOが実行されることがあるかもしれません。
オーバースによると「現時点でのIEOの実施は予定していない」とのことですが、アイドル事業の進捗状況やNIDTの需要増加によっては、再度IEOが行われる可能性もあります。IEOは売買で利益を出しやすいタイミングでもあるため、ぜひ続報をチェックしておきましょう。
NIDT(ニッポン・アイドル・トークン)のリスクや注意点は?
アイドルプロジェクトが成功を収めるのかはわからない
NIDTはアイドルプロジェクトと密接に関係しているトークンです。現在進行中のアイドルプロジェクトが成功を収め知名度や人気が高まればそれに伴いNIDTの需要も増加していくでしょう。
しかし、現在はまだオーディション段階でありアイドルプロジェクトの成否を判断するのが難しいです。NIDTを投資対象としている方はアイドルプロジェクトの今後の動向もあわせて注目していきましょう。
価格が安定しない可能性がある
NIDTは現在
DMM Bitcoin、coinbookの2ヶ所での取り扱いとなっており、ビットコインなどのメジャーな通貨と比べて取引量が相対的に少なくなっています。また、先述したようにNIDTでは凍結した暗号資産を段階的に市場へ放出するロックアップが採用されています。NIDTが市場に放出されることで流通する枚数の増加に伴いNIDTの価値が下落する可能性があります。
これらの要因でNIDTの価格が下落する可能性があり、価格が安定しないかもしれないという注意点があります。NIDTを投資対象とする方はNIDTの価格動向に注意して不利益を被らないようにしましょう。
NIDT(ニッポン・アイドル・トークン)を購入できる暗号資産取引所
2023年8月現在、NIDTが購入できる暗号資産取引所は「DMM Bitcoin」と「coinbook」の2ヶ所です。ここでは、それぞれの取引所の特徴を紹介していきましょう。
DMM Bitcoin
取引所名 | DMM Bitcoin |
取扱通貨数 | 33銘柄 |
取引手数料 | 無料(スプレッドあり) |
入金手数料 | クイック入金:無料 | 振込入金:無料(銀行手数料は利用者負担)
出金手数料 | 無料 |
取引ツール | ・PC版取引システム | ・スマートフォン版取引システムアプリ
- 取扱銘柄が豊富|レバレッジ取引銘柄国内NO’1
- 各種手数料が無料
- 数百円から少額取引が可能
DMM Bitcoinでは、NIDTを含めて33種類の暗号資産銘柄を取り扱っています。メジャーコインからマイナーコインまで幅広く取り扱っているため、NIDT以外の銘柄も取引したい人におすすめの取引所です。
また、DMM Bitcoinでは365日サポートが受けられることも特徴です。暗号資産は株式市場のような休場がないため、24時間365日絶えず市場が変化しています。
そのため、夜間や土日などに取引のチャンスが訪れることも珍しくありません。どのようなタイミングでも、不明点や疑問点をすぐにたずねられるのは心強いポイントです。
coinbook
取引所名 | coinbook |
取扱通貨数 | 2銘柄 |
取引手数料 | ・Maker 0.05%/Taker 0.10% 【NIDT】 ・Maker 0.05%/Taker 0.20% | 【ADA】
入金手数料 | 無料(振込手数料は利用者負担) |
出金手数料 | 660 円(税込) |
取引ツール | スマホ・PCブラウザ |
- NIDTのプロジェクトと連動したキャンペーンが実施される
- OTC取引が利用できる
- 顧客資産をオフラインで管理している
coinbookはDMM Bitcoinに比べて小規模の取引所ですが、その分NIDTに特化したイベントが多く開催されています。たとえば、過去にはNIDTのアイドルオーディションが実施されることに合わせて、「アイドルの卵応援キャンペーン」が開催されました。
本キャンペーンでは、条件を満たした人の中から抽選で2,000NIDTがプレゼントされるという豪華なものでした。
今後もアイドルプロジェクトの進捗に合わせてキャンペーンが開催される可能性がありますので、ぜひ定期的に情報をチェックしておきましょう。
NIDT(ニッポン・アイドル・トークン)の買い方
NIDTは、前述の取引所を通じて購入手続きを行います。ここからは、NIDTを購入する流れを確認していきましょう。
STEP1.暗号資産取引所で口座開設を行う
まずは、暗号資産取引所にて口座開設を行います。DMM Bitcoinとcoinbookのどちらも、インターネット上で口座開設の手続きを行うことが可能です。
口座開設には運転免許証などの本人確認書類が必要となりますので、あらかじめ手元に準備しておきましょう。
なお、DMM Bitcoinでは最短1時間、coinbookでは最短1日で口座開設が行えます。
DMM Bitcoinでの詳しい口座開設の方法は以下の記事も参考にしてみてください。

STEP2.NIDTの購入資金を入金する
次に、NIDTを購入する資金を入金します。どちらも対日本円での取引が行えますので、必要な金額を入金してください。
なお、入金方法については、DMM Bitcoinが「銀行振込」と「クイック入金」、coinbookでは「銀行振込」のみとなっています。銀行振込の場合は入金の反映に時間がかかることがあるため、余裕を持って手続きを行うことがおすすめです。
STEP3.NIDTを購入する
入金内容が反映されたら、購入手続きを行います。必要な数量を入力し、購入手続きを行いましょう。
取引の約定が成立すると取り消しができませんので、入力内容に誤りがないかしっかりと確認することが大切です。
NIDT(ニッポン・アイドル・トークン)|よくある質問(Q&A)
最後に、NIDTに関するよくある質問について答えていきます。
- NIDTは購入するべき?
-
NIDTは、新たなアイドルプロジェクトを支えることを目的に発行された暗号資産です。今後は、メタバース空間でのアイドル活動の展開など、これまでにない新しい事業が多く予定されています。
将来的に価格が上昇する保証はないものの、メタバースやアイドル業界に関心がある人は購入を検討してみてもよいでしょう。
また、保有によってユーティリティを受けられるのもNIDTの魅力のひとつです。
- NIDTはどこで買える?
-
2023年8月現在、NIDTが購入できるのは「DMM Bitcoin」と「coinbook」の2ヶ所です。今後、NIDTの知名度向上や需要拡大によって、NIDTを取り扱う取引所が増えてくるかもしれません。
- NIDTを購入するメリットは?
-
NIDTは、コインを保有することによってアイドル運営に携われたり、アバターやNFT等のデジタルグッズを購入できたりと、複数のユーティリティを得ることができます。
「推しレベル」が上がるほど与えられる特典も増えるため、アイドルグループを推せば押すほどより楽しみが広がるというメリットもあります。
今後、アイドルグループのお披露目やシングルリリースも予定されていますので、早めの参画を検討してもよいでしょう。
まとめ
これまでNIDTの今後の見通しから購入できる取引所、買い方まで紹介してきましたがいかがでしたでしょうか。
- NIDTとは、新たなアイドルグループの活動を支えるために発行された暗号資産
- 特徴としてはアイドルを直接支援できる、ユーティリティ、ロックアップの3つ
- IEO資金をもとに、今後アイドルグループの発足やイベントなどが開催される予定
- 購入できる取引所は「DMM Bitcoin」と「coinbook」の2ヶ所
- 買い方は口座開設、入金、購入の3ステップ
NIDTは、IEO以降はまだ大きな価格変動は起きていませんが、これからアイドルプロジェクトの進捗と共にコインの需要が増加することもあるかもしれません。
メタバース技術やアイドル業界に興味がある人は、ぜひ購入を検討してみてはいかがでしょうか。
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記事執筆者
ALLマネー! 編集部
監修者
若本 康夫
海外大学院でMBA(経営学修士)取得後、大手証券会社にて勤務。
退職後ファイナンシャルプランナーとして独立し、現在は資産形成を中心とする記事執筆にも携わっています。
証券会社勤務の経験を活かし、暗号資産やNFTなど新しい領域も含め幅広くカバーしています。
■保有資格:証券アナリスト、IFA(資産アドバイザー)、FP(ファイナンシャルプランナー)