【ジパングコイン(ZPG)】とは?買い方や特徴・今後の見通しを徹底解説!

2022/04/05 5:30:39 PM

三井物産デジタルコモディティーズより、日本初となる金の価格に連動する暗号資産ジパングコイン(ZPG)の取引が開始されました。ジパングコインは金が持つ「インフレヘッジ」機能や最小500円から購入できるという特徴を持っており、また将来的な「送金・決済手段」としての活用も視野に入れ開発されています。

本記事ではジパングコインに関する基本情報や特徴、購入方法、将来性について詳しく解説していきます。

ジパングコイン(ZPG)とは?

ジパングコイン(ZPG)は、三井物産の100%子会社である、三井物産デジタルコモディティーズが発行する、国内初の金の価格に連動することを目指した仮想通貨(ステーブルコインです。「日本の安全性」と「黄金の国・日本」をイメージして名づけられ、2022年2月17日に、暗号資産販売所であるデジタルアセットマーケッツでの取引が始まりました。

金が持つ特性を活かしたインフレヘッジ機能を備え、デジタル化による利便性と小口化を実現しています。

また、将来的に「送金・決済」手段としての実装を視野に入れており、信頼性と利便性を兼ねそろえた暗号資産となっています。

ジパングコイン(ZPG)の特徴

引用元:https://www.zipangcoin.com/

1.金の価格に連動するステーブルコイン

ジパングコイン(ZPG)は、日本初となる金連動を目指す暗号資産で、インフレによって通貨の価値が下がってしまうリスクを回避するための資産に連動しています。その価格が金の価格と連動することから、価格が安定するステーブルコインとされています。

ビットコインは近年、株式市場との連動性の高さを指摘されており、多くのアルトコインはビットコインと連動しているため、今まで株式市場によるリスクを回避できるような暗号資産がありませんでした。

ジパングコインはそういった多くのアルトコインとは違い、ビットコインに連動しておらず、金(ゴールド)の価値と連動しています。そのため、株式市場によって価値が減少するといったリスクを回避することが出来ます。

もとより、金(ゴールド)は埋蔵量に限りがありそれ自体に価値を持つことから、長い間世界共通で価値を持つ「実物資産」とされてきました。実際に、金は一度も「無価値」になったことはありません。そのため、ジパングコインはその他の暗号資産とは異なる信頼性の高い安定仮想通貨として、資産運用で利用することができます。

また、「ゴ―ルド」というわかりやすく興味を持ちやすい言葉を売りに、今まで暗号資産に触れてこなかったような層も開拓していく方針で、今後更なる拡大が期待されます。

2. 多様な用途

発行元の三井物産デジタルコモディティーズはジパングコインの具体的な用途として

1.資産運用・インフレヘッジ手段
2.送金・決済手段

を想定。

3. 小口化が可能

ジパングコインのもう一つの大きな特徴が購入の手軽さ、利便性の高さです。ジパングコインは最小500円から24時間365日いつでも取引可能です。1 ZPGは金現物  1  グラムと同等の価値(円換算)を有する暗号資産で、より身近なものとして購入することができます。

また、金(ゴールド)には持ち運びが困難かつ実物の1グラム単位等での細かい分割が不可能といった問題点がありました。しかしながらジパングコインの「金×暗号資産」という特徴を活かすことで、持ち運び可能な金現物にはない小口決済の機能を備えることに成功しています。

将来的には決済の通貨として使用できるようにするといったことも提示しており、今後ますます暗号資産に興味のなかったような人たちにとっても魅力的なものとなっていくでしょう。

2月にはLINEが暗号資産を決済で利用できる機能を発表しているため、暗号資産自体がだんだんと日常生活に浸透していくことでしょう。

4. プライベート型ブロックチェーン「miyabi」を採用

ジパングコイン(ZPG)の発行にはbitFlyer Blockchainが独自開発したブロックチェーン「miyabi」が採用されています。当面は国内での流通拡大に専念し、国内の規制環境を考慮したうえで、はじめはプライベートチェーンでの運用としました。「miyabi」の特徴として高トランザクション処理が挙げられ、高水準のセキュリティと顧客保護を実現するほか、複雑かつ高速な検索機能を可能としています。

将来的にはパブリックチェーンへの移行、もしくは同等の機能実装を計画しているとのことで、今後もさらなる拡大が見込まれます。

ジパングコイン発行の仕組み

ジパングコイン(ZPG)発行・購入の流れは以下のようになっています。

引用元:https://www.zipangcoin.com/

ユーザーのジパングコイン購入後、三井物産デジタルコモディティーズによって三井物産経由でロンドン市場から金現物が購入されます。金現物の購入が行われることによってジパングコインは裏付け資産となり、大きな価格変動を抑えることができます。

また、購入者には万が一発行者が破綻、事業が廃止した際でも時価相当額の保証金が支払われる銀行保証が付与されています。

※保証金の金額は、保証金の支払が行われる時点におけるジパングコインの時価相当額であって、ジパングコイン購入時の価格(元本)を保証するものではありません。

ジパングコインが購入可能な暗号資産取引所

引用元:https://www.digiasset.co.jp/

現在、ジパングコイン(ZPG)の取り扱いは、デジタルアセットマーケッツ(Digital Asset Markets)のみとなっています。

今後、その他暗号資産交換業者でも順次取引可能とされる予定です。

ジパングコインの買い方・購入方法

取引所でのジパングコイン(ZPG)購入方法を見ていきましょう。

現在取扱いデジタルアセットマーケッツのみとなっているため、そちらでの購入方法を解説します。

1. 無料で口座開設

引用元:https://www.digiasset.co.jp/

公式サイトへアクセスし、「無料口座開設」ボタンから口座を開設します。

メールアドレスを入力し送信後、そのメールアドレス宛にメールが来ますので、期限内にメール内のURLをクリックし、パスワード設定などその後の案内に従って登録は完了です。

2. 本人確認書類を送付

その後個人情報の入力、銀行口座の登録などをした後、本人確認書類のアップロードに移ります。

・運転免許証または運転経歴証明書(両面)

・マイナンバーカード(表のみ)

・顔写真つきの住⺠基本台帳カード(両面)

・発行から半年以内の印鑑証明書

・パスポート(顔写真ページと現住所の記載がある所持人記入欄)

のうちどれかを「本人確認書類A」に、

・健康保険証(両面)

・年金手帳

・住民基本台帳カード(両面)

・発行から半年以内の印鑑証明書

・発行から半年以内の住民票/住民票記載事項証明書

のうちどれかを「本人確認書類B」にアップロードします。

3. 本人確認完了のはがきを受け取る

送信後、入力された住所にはがきが届きます。はがきに記載されている「アクティベーションコード」を入力すれば口座開設は完了です。

4. 日本円を口座に入金

銀行振り込みで日本円を入金する場合、対応銀行はPayPay銀行のみとなりますので、事前に口座開設をしている必要があります。

5. ジパングコインと日本円を交換

ジパングコインの売買画面にて、「売買パネル」より購入していきます。

ストリーミング注文

リーブオーダー注文

ストップ注文

の3つの購入方法があり、ストリーミング注文は、買いたいジパングコインの数量や日本円の金額の指定ができます。リーブオーダー注文は、指定価格の条件に満たされた場合に発注される注文方法、ストップ注文は条件に合う場合に発注される逆指値注文となっています。

この中ではストリーミング注文が1番シンプルな購入方法ですので、暗号資産の取引にまだ慣れていないという方は、ストリーミング注文での購入をお勧めします。

ジパングコイン(ZPG)の今後の見通し・将来性

引用元:https://www.digiasset.co.jp/

三井物産デジタルコモディティーズでは、国内の暗号資産取引所で取り扱ってもらえるよう、各社と順次交渉を進めています。今後は500万口座の暗号資産投資家が取引できるようになる見込みで、投資目的だけでなく、コンビニでの支払いや、企業ポイントサービスとの交換など、投資家以外の人たちも手軽に使えるようになっていきます。また、将来的には海外での展開も見込まれます。

まとめ

本記事では日本初となる金の価格に連動する暗号資産、ジパングコイン(ZPG)について解説しました。

この記事のまとめ

・ジパングコイン(ZPG)は、概ね金連動を目指す、三井物産デジタルコモディティーズが発行している暗号資産
・1ZPGは金現物1グラムと同等の価値(円換算)を有する

現状デジタルアセットマーケッツのみの取引ですが、今後の更なる拡大が見込まれ、他暗号資産取引所での取り扱いも期待されます。また、日常生活での決済にも使用されることが期待されますので、暗号資産への経験・興味の有無に関わらず、注目したい暗号資産です。