【解説】TESLA(テスラ)株の買い方(購入方法)は?おすすめ証券会社を徹底解説!

テスラ株
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テスラとはイーロン・マスクが創業したアメリカで急成長を遂げているEV(電気)自動車メーカーで、テスラ株もテスラの成長に合わせて高騰しています。テスラ株の購入方法はCFD取引現物取引があり、扱う証券会社によって特徴も異ななりますので、証券会社を賢く選ぶことが重要です。

この記事では、テスラ(TSLA)株の買い方やおすすめ証券会社をご紹介します!

株取引をしている方であれば「テスラ」という電気自動車メーカーの株に興味を持っているかもしれません。
すでに多くのトレーダーに注目されテスラ株を購入されていますが、本当に投資する価値があるのでしょうか。

当記事では、テスラ株の将来性と購入方法について解説します!

目次

テスラ株とは

株取引初心者の方の場合、国内株式よりもハイリスクハイリターンな海外株式を取引することに不安を覚えるかもしれません。
しかし、テスラ株に関しては投資した方がよいと考えているトレーダーもたくさんいます。

その理由は、将来的に著しい成長が世界的な注目されているからです。
テスラは2020年の自動車の販売台数が50万台弱とそれほど多くはありません。

しかし、2016年の時点で年間の販売台数は8万台弱であったため、数年で6倍以上の成長を遂げている企業です。

日本の自動車メーカーよりもシェアは小さいものの圧倒的な勢いがあり、今後も成長を続けていくと予想されています!電気自動車に特化している点も、世界中の投資家から注目を集める理由です。

近年、環境問題の観点からガソリン車の需要は少なくなりつつあり、徐々に電気自動車の需要が高まってきています。

電気自動車に限っていえば、テスラのシェアは2019年の時点で約17%と世界でトップに君臨しています。今後さらに電気自動車の需要が高まっていくことが期待される為、テスラ株の価値も高まっていくでしょう。その為、テスラ株の時価総額は2021年末時点でトヨタ株の約2.8倍程となっており、それだけでなく、トヨタ/フォルクスワーゲン/ダイムラー/GM/BMW/ステランティス/フォードの自動車メーカー7社の時価総額を合わせてもテスラ株には及ばない規模となっております。

ちなみにテスラを創業したイーロン・マスクはフォーブスが発表した2022年世界長者番付において総資産推定2190億ドル(約26兆9100億円)。2021年まで4年連続で首位を維持したアマゾンの創業者ジェフ・ベゾスを抑えて初のランキングトップとなっております。

テスラ株の注意点

テスラ株は成長著しい企業の株式で魅力的な投資先ですが、注意も必要です。
テスラ株は2019年に急落し、2020年から2021年にかけて高騰してきました。

しかし、直近の2022年5月時点ではピーク時に1兆2000億ドル(約152兆円)を超えていた時価総額は足元では6500億ドル(約82兆5000億円)ほどまで縮んでおり、ほぼ半減しております。

価格変動が激しい株であるため、ハイリスクハイリターンであることは覚えておきましょう。

さらに実際の業績の成長と株価の上昇が見合っていないのではないかという指摘もされています。
テスラはあまりに過大評価されており、投資家の期待通りの成長が見られなければ株価が急落するのではないかと不安視している人もいます。

これからテスラ株を購入する方はこういった背景もよく理解し、リスクも加味したうえで購入しましょう。

テスラ株の買い方(購入方法)は?

・CFD取引

・現物取引

どちらも証券会社を通して行う投資の方法です。
それぞれのテスラ株の買い方について詳しく見ていきましょう!

CFD取引

CFD取引とは、差金決済とも呼ばれ、株の現物を持っていなくてもポジションを保有し決済したときの差金を損益にできる購入方法です。

①「売り」から取引を始められる
②レバレッジ取引ができる

メリット①:「売り」から取引を始められる

通常株取引というと、まず株を買い、価格が上がったところで売って利益を得ることを想像します。

しかしCFD取引では、実際に株を保有することなく、まず売りポジションを保有できるのです。
まず売りポジションを保有し、価格が下がったところで買い戻せば差金が利益となります。

もちろん通常の現物取引のように買いポジションを保有して、価格が上昇したときに決済することも可能です。

メリット②:レバレッジ取引ができる

レバレッジ取引とは少額の資金で多額の取引が行える方法です。

たとえば1万円の資金を持っていて5倍のレバレッジ取引をすれば、5万円の取引ができることになります。

CFD取引でテスラ株に投資することは可能ですが、あくまで決済したときに損益が出る取引方法なので、テスラ株を長期保有してテスラを応援したい場合には現物取引の方がよいでしょう。

現物取引

株式を実際に購入するのが現物取引です。

①1株から購入可能で、少ない資金でも投資しやすく初心者におすすめ

②損失が大きくなるリスクが低く、比較的安心して挑戦できる

現物取引であれば1株から購入可能で、少ない資金からはじめるトレーダー初心者でも投資しやすいでしょう。

現物取引の場合、レバレッジ取引のように損失が大きくなるリスクが低く、比較的安心して挑戦できます。テスラ株に魅力を感じている、外国の企業の株を保有したい方はCFD取引よりも現物取引の方がよいでしょう。

CFD取引ができる証券会社3選

テスラ株の買い方にはCFD取引と現物取引の2つがありますが、それぞれ取り扱っている証券会社が異なります。

テスラ株のCFD取引ができる証券会社を3つご紹介します。

・IG証券

・サクソバンク証券

・GMOクリック証券

IG証券

テスラ株のCFD取引ができる証券会社の1つはIG証券です。
IG証券の大きなメリットは、幅広い投資が行える点でしょう。

イギリスのIGグループが親会社であり、世界の15ヶ国でサービスを提供しているだけあり、金融商品は17,000以上といわれています。
もちろん株式CFD取引も行え、テスラ株への投資が可能です。

IG証券は何か1つに特化した証券会社ではなく、さまざまな金融商品を揃えた総合ネット証券会社です。
株式CFDに加え、株価指数CFDやFX、バイナリーオプションなどにも挑戦できます。

しかもこれらの取引が1つの口座で行えるのがメリットです。
口座を1つ持っておけば、取引システムを使って複数の投資方法を実践できるでしょう。

さらにCFD取引については、他の証券会社があまり取り扱っていない欧州株やアジア株も取り扱っているので、テスラ株以外の取引にも役立てられるでしょう。
ただしIG証券の取引システムは株取引初心者の方からするとやや複雑に見えるかもしれません。

多様な取引方法と非常に多くの金融商品を1つのシステムにまとめているため、最初はテスラ株の買い方が分からない可能性もあるので注意が必要です。

サクソバンク証券

テスラ株のCFD取引をしたい方におすすめの証券会社はサクソバンク証券です。

サクソバンク証券は、デンマークのコペンハーゲンに本社を置く証券会社で、8,000銘柄もの海外株式を取り扱っています。

その中でも米国株は6,000銘柄を占めており、トレーダーに対して非常に多種多様な選択肢を与えてくれます。

サクソバンク証券の大きなメリットの1つが、業界最低水準の取引手数料でしょう。

取引手数料は0.2%、最低手数料が5米ドル、上限が15米ドルに設定されています。

十数万円以上の資金でテスラ株を購入する買い方の場合には、トレーダーにとても有利になる手数料の設定になっています。

加えて最大レバレッジが20倍に設定されている点も見逃せません。

レバレッジ倍率が高くなれば、それだけ少ない資金でCFD取引ができるからです。

もしレバレッジを20倍に設定した場合、1万円の資金でも20万円の取引ができることになります。

多くの証券会社がレバレッジ倍率を5倍にしていることを考えると、サクソバンク証券のCFD取引は少額の資金しかなくても挑戦しやすいことが分かるでしょう。

さらに取引ツールが世界でも高い評価を得ていることも注目に値します。

テスラ株の買い方がよく分からない株取引初心者の方でも直感的に操作できるアプリが用意されており、それほど迷わずに取引ができるでしょう。

ブラウザを利用してアクセスするマルチデバイス対応型の取引ツールと、プロ仕様のダウンロード型の取引ツールとがあり、自分に合った方を選べます。

ただし決済が日本円のみとなっているので、為替手数料が引かれると意外と利益が出ていない可能性もあるので注意しましょう。

GMOクリック証券

GMOクリック証券もテスラ株のCFD取引に対応しています。

GMOクリック証券は取引手数料の安さ、取扱商品の豊富さで高い人気を得ている証券会社です。

とくにCFD取引に関しては、取引手数料が無料なのが大きな特徴です。

テスラ株のCFD取引に興味がある方にとっては大きな魅力でしょう。

ただし、取引手数料が無料である一方でスプレッドは発生するので注意が必要です。

加えてGMOクリック証券のCFD取引では高機能の取引ツールを使えるメリットもあります。 ワンクリックで注文できるスピード取引、マルチモニター対応、アラート機能付きなど、トレーダーにうれしい機能が満載です。

現物取引ができる証券会社3選

テスラ株のもう1つの買い方が現物取引です。

現物取引が行える証券会社を3つご紹介します。

・DMM株

・SBI証券

・楽天証券

DMM株

DMM株は、DMM FXでおなじみのDMM.com証券が提供しているサービスで、2018年11月から米国株も取り扱うようになりました。

現在はとくに米国株に力を入れており、取引手数料が無料なのが大きなメリットです。

DMM株は日本株の手数料も業界最安値水準となっております。

また、1株から購入可能なので、初心者の方でも安心の買い方ができます。

少額しか資金がない主婦や学生の方でもテスラ株を手に入れられるでしょう。

さらにDMM株が株取引初心者の方にも人気の理由が、ワンアプリで国内株式と米国株式の取引ができる便利で使いやすいスマートフォンアプリです。

DMM株で口座を開設すると使える取引ツールで、かんたんモードノーマルモードの2つのモードがあります。

まだあまりテスラ株などの買い方に慣れていない方は、難しい用語がほとんど使われていないかんたんモード、すでに株取引の経験者であればノーマルモードを使うとよいでしょう。

DMM株のデメリットとして米国株の銘柄数の少なさが挙げられることがありますが、有名な銘柄は網羅できていますし、トレーダーからのリクエストを受けて徐々に銘柄数を増やしており、より顧客満足度が高くなる努力を払っています。

ただし、DMM株でテスラ株を購入する場合には、為替手数料がかかることを覚えておきましょう。 取引手数料は無料であるものの、決済は日本円のみで行え、為替手数料が1米ドルあたり25銭必要となるので注意が必要です。

SBI証券

テスラ株の現物取引ができる証券会社がSBI証券です。

SBI証券の米国株の取引手数料は約定代金の0.495%で、最低手数料は0米ドル、上限は22米ドルに設定されています。

国内の主要ネット証券会社の中ではトップクラスの銘柄数を誇り、その数は約4,000に上ります。

テスラ株を購入する以外にも、他の米国株に投資したいトレーダーの方は、SBI証券を利用するとよいかもしれません。

さらにSBI証券では米国株アプリを提供しており、アプリを使って簡単に取引が行えるようになっています。

もちろんアプリでは銘柄の検索機能やチャート分析も行えるので、テスラ株を含む将来性のある銘柄を見つけてすぐに投資することが可能です。

SBI証券では米国以外にも中国やロシアなどの株式も取り扱っているので、資産を効果的に分散させたいトレーダーの方にもおすすめです。

楽天証券

楽天グループが運営する楽天証券も、人気の高い証券会社の1つです。

楽天証券の手数料はSBI証券など主要証券会社と同様、約定代金の0.495%、最低手数料0米ドル、上限22米ドルに設定されています。

テスラ株を含む米国株の取り扱いが豊富で、取り扱い銘柄数は約3,600となっています。

SBI証券と同程度の銘柄数を取り扱っており、トレーダーに豊富な選択肢を提示しているといえるでしょう。

さらに楽天証券の別の特徴は、無料の分析ツールの使いやすさです。

楽天証券の分析ツールである「マーケットスピード」は、豊富な情報量と高い操作性が魅力で、株取引初心者からプロまで誰でも使いやすいと感じるシステムです。

米国株はもちろん、国内株式やオプション、海外先物取引、為替などさまざまな取引がこのツール1つで行えます。

加えてテスラ株を含む米国株の取引手数料の1%がポイントとして貯まっていくのもメリットです。

ポイントは貯めておいて買い物などに利用したり、再度投資に利用したりできます。

投資をしながらポイントが貯められる証券会社はほとんどないので、楽天グループのサービスをすでに利用している方は、楽天証券を利用してテスラ株を購入するのがおすすめです。

まとめ

テスラ株は取引方法と証券会社をしっかり選んで取引しよう

テスラ株は2020年から2021年にかけて高騰しており、世界中のトレーダーが注目を集めている銘柄です。

テスラ株の取引方法はCFD取引と現物取引があるので、どちらが自分に有利か見極めて買い方を決定しましょう。

さらに証券会社によっても手数料や取引ツールに差があるので、ネット証券各社を比較し自分に合った証券会社を選びましょう!

【監修者】若本 康夫
MBA(経営学修士)取得後、大手証券会社にて勤務。
退職後ファイナンシャルプランナーとして独立し、現在は資産形成を中心とする記事執筆にも携わっています。
証券会社勤務の経験を活かし、暗号資産やNFTなど新しい領域も含め幅広くカバーしています。

■保有資格:証券アナリスト、IFA(資産アドバイザー)、FP(ファイナンシャルプランナー)

この記事を書いた人

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